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2018年10月

2018年10月28日 (日)

文化功労者に片岡仁左衛門、大槻文藏

 26日(金)、文化功労者が発表されました。そのリストに歌舞伎俳優の十五代片岡仁左衛門さん、能楽師の大槻文藏さんのお名前を見つけて大喜びしています。

 長年、歌舞伎を見続けてきて、一番好きな俳優さんが仁左衛門さんなのです。74歳。2015年、人間国宝に選ばれています。
 この数年は歌舞伎公演にご無沙汰しています。チケットが高いのも理由の一つではありますが、何よりも最近、関西での公演は演目に魅力が感じられないのです。歌舞伎座(東京)では見たい公演が多いのに。東京まではなかなか行けません。

 2年ほど前から能にハマって、何人かの能楽師さんの舞台を拝見し、大槻文藏さんに一番魅力を感じています。76歳。2016年に人間国宝になられています。
 人間国宝になられてから全国レベルでの活躍が増えたのか、地元・大阪で拝見する機会が減ったようで、ちょっと寂しい。
 来年1月4日には本拠地の大槻能楽堂で「翁」を舞われるのでぜひ拝見したいと思っています。前売りチケットがあっという間に完売になるので要注意です。

2018年10月 9日 (火)

初心者向け俳句講座、秋の句

 先週の木曜は月1回の初心者向け俳句講座の日でした。今回は秋の季語を使った句の紹介。先生が解説をされました。

 鈴虫  月鈴子(げつれいし)
    一病のあとや鈴虫野へ返す      井上 雪

 萩  鹿鳴草、鹿妻草、こぼれ萩、山萩…

    手に負へぬ萩の乱れとなりしかな   安住 敦 *

 金木犀 銀木犀
    この路地の金木犀も了りけり      中岡毅雄 *

    木犀や同棲二年目の畳         高柳克弘

 林檎  林檎園、林檎狩
    林檎もぎ空にさざなみ立たせけり    村上喜代子

    星空へ店より林檎あふれをり      橋本多佳子

 梨   有の実、ラ・フランス
    勉強部屋覗くつもりの梨を剥く      山田弘子

 葡萄  マスカット、デラウェア、ピオーネ
    葡萄洗ふ粒ぎつしりと水はじき       星野恒彦

    葡萄食ふ一語一語の如くにて      中村草田男 *

 栗 
    行く秋や手をひろげたる栗のいが

       ※この句は季重なり。なんと、芭蕉の句だそうです。

    家よりも古き栗の木栗実る        岩田由美

 石榴(ざくろ)  実石榴
    くれなゐの涙ぎつしりざくろの実     和田知子

 胡桃
    胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋    鷹羽狩行

    胡桃二つころがりふたつ音違ふ     藤田湘子 *

 今回は「いいな♪」と思う句がいくつもありました。作者名の後ろに*を付けた句です。

 この講座を受講し始めて1年になりました。このところなかなか句が詠めません。1日に10句くらいは詠んでいた時期もあったのに、今は頭が俳句を詠む状態にならないのです。何でだろう?

 帰り道、講座で知り合った人とおしゃべり。
 以前、私が彼女にすすめた藤田湘子の『20週俳句入門』はピンと来なくて、途中で読むのをやめてしまったとのこと。
 又吉直樹と堀本裕樹の『芸人と俳人』(集英社文庫)が面白かったと言います。早速、書店で買って読み始めましたが、今度は私がもう一つピンと来なくて挫折しています。又吉直樹の日本語センスはさすがだなあと感心しましたけれども。
 人によって感じ方は随分違うんですね。

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