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カテゴリー「映画・テレビ」の記事

2018年12月20日 (木)

昭和元禄落語心中 脚本と音楽

 NHKのドラマ「昭和元禄落語心中」、脚本が良かったので、脚本を書いた羽原大介についてウィキで調べてみました。

 つかこうへいに師事。
 映画「パッチギ!」(2005年、共同脚本)で日本アカデミー賞優秀脚本賞、「フラガール」(2006年、共同脚本)で同じ賞の最優秀脚本賞を受賞しています。
 テレビでは朝ドラ「マッサン」(2014年)の脚本を担当していたのもこの人でした。
 ほかにも舞台、映画、テレビドラマなどの作品リストがどっさり並んでいますが、私が知っている作品はこんなところでした。「マッサン」も悪くなかったし、「パッチギ!」と「フラガール」
はとても面白い映画でした。


 音楽もドラマチックで印象的でした。担当した村松崇継は朝ドラ「天花」「だんだん」の音楽を作曲した人。映画ではスタジオジブリの「思い出のマーニー」があります。この人もリストには作品名がわんさか並んでいます。

 質の良いドラマは才能豊かなスタッフに支えられてできています。

2018年12月18日 (火)

宅配コミックレンタル

 「昭和元禄落語心中」の原作コミックが読みたい! そう思って、ネットを調べてみたら、ネットで申し込んでコミックをレンタルできるサービスがあるんですね。
 DMM.com、TSUTAYA、GEOと、料金やレンタル期間もさまざまなようです。

 手続きもごく簡単。すぐにでも借りたいところですが、残念ながら今は読む時間が取れません。年末ということもあって、しなければいけないことが山積みです。押し詰まってから頼んで、お正月に読もうかなあ。

2018年12月17日 (月)

ドラマ「昭和元禄落語心中」続き

 ドラマ「昭和元禄落語心中」の中で、一つだけ名場面を選ぶとするなら、私は第6回の一場面を推します。
 「野ざらし」を八雲(岡田将生)と助六(山崎育三郎)が掛け合いで語ってみせたシーンです。八雲が女を、助六が男を、高座ではなく助六の娘、幼い小夏の前で演じました。
 和気あいあいとした雰囲気のうちに、二人が丁々発止というような抜群の間合いでやりとりをして聞かせるのです。
 聞いていても見ていてもうきうきしました。

 数多いネタの中では助六が最後に演じた「芝浜」が最も心に残りました。「よそう。また夢になるといけねえ」。このサゲを、山崎育三郎が口にしたとき、助六の万感の思いが感じられて、鳥肌が立つようでした。
 
 あとは、八雲の得意ネタ「死神」を与太郎改め助六が演じた最終回。八雲の底なし沼のようにじっとりと暗い「死神」とは好対照の、能天気で笑いたっぷりの「死神」でした。
 同じ演題でも演じる人が変われば(同じ人でもその時によって変わりますが)まるで別の噺のような印象を与えるものだということを、あっけにとられるほど直截にわからせてくれました。

 落語の面白さ、奥の深さをここまで描いたドラマは今までなかったです。




2018年12月16日 (日)

濃密だったドラマ「昭和元禄落語心中」

 NHKの連続ドラマ(全10回)「昭和元禄落語心中」が先日、終わりました。このドラマ、内容が濃密で見応えたっぷりでした。
 物語の時代は昭和の戦前から平成まで。名人・八雲という落語家の10代から70代までを中心に据えて、彼を取り巻く人物像を描いていました。

 全部で20作近い噺が演じられます。どれもがストーリーの中にぴったりはまって、見事な効果を上げていました。中でも「死神」「野ざらし」「明烏(あけがらす)」「芝浜」の使われ方が印象的でした。

 八雲を演じたのは岡田将生。いくつ落語を演じたか、数えてはいないのですが、大変な数です。
 それだけの噺をひととおり覚えるだけでも苦労でしょうに、それをプロの落語家が演じているように見えるレベルにまで磨き上げなければいけないのです。
 しかも、ここが一番大事なのですが、演じている人物のキャラクターやそのときの年齢、感情などを表現しながら語ることが求められます。
 この難題をかなり高い水準まで達成していたところ、岡田将生は素晴らしかったです。

 ただ、この俳優さんは、顔が整いすぎているのが逆に損だなと感じました。役柄に味わいが出にくいというのか…。長身で顔が驚くほど小さいので、着物姿にちょっと違和感を覚えたりもしました。
 老け役は、特殊メイクを施してもやはり難しい部分があったようです。逆に、若い頃を演じているときはいきいきして見えました。

 八雲の親友でライバル、天才肌の落語家・助六を演じたのは山崎育三郎です。この人が実に良かった! 過不足なく助六そのものに見えました。
 ミュージカル俳優で、実際、とても歌がうまいことは前に放送されていたEテレのカラオケ講座で知っていたけれど、舞台を見たことがないので、ここまで表現力豊かな人だとは知りませんでした。
 とはいえ、助六役は若いときだけを演じればいいので、その点では岡田将生よりハードルが低かったでしょう。

 芸者・みよ吉役の大政絢も印象的でした。目や口が大きくて、ぜんぜん昭和じゃない美貌。大輪の百合のような華やかさ、色っぽさがなんとも言えません。
今までドラマではあまり見かけなかったたことが不思議なほどでした。

 物語の展開が起伏に富んでいて、毎回、終始息を飲むようにして見ていました。最終回だけは、ちょっと残念でした。説明がくどすぎ。もう少し余韻を残してほしかったです。
 謎めいたところが魅力だった八雲の人物像も、最終回では後半、急にわかりやすくなってしまってつまらなかったです。9回目まではほとんどパーフェクトだったのに。

 原作は雲田はるこのマンガ。大ヒット作なのだそうです。原作に忠実にドラマ化したので、原作ファンにも支持されているらしいです。
 落語の世界に材を取って、こんなに深く濃密な物語を創作できるとは、奇跡のようです。きっと、よほど落語愛の熱い漫画家さんなのでしょう。
 原作を読んでみたいのですが、買うのは気が進まないです。家にある本の数を増やしたくないですから。最近はレンタルのコミックというものをあまり見かけません。どこへ行けば読めるかなあ。

 脚本は羽原大介、音楽は村松崇継、主題歌はゆずが歌っていました。再放送のさらに再放送があれば、もう一度見たいです。





2018年12月 4日 (火)

二つの音楽映画

 昔から音楽映画が大好きです。一人または複数のアーティストを主人公として、その人生や音楽活動を描いた作品。音楽がたっぷり聴けるところに何よりの魅力を感じます。

 このところ、たて続けに二つの音楽映画を見ました。一つ目は「ボヘミアン・ラプソディ」。主に70年代から80年代にかけて活躍したイギリスのロックバンド「クイーン」のメインボーカリスト、フレディ・マーキュリーが主人公です。登場人物はすべて俳優さんが演じ、音楽はクイーンの本物を使っています。
 11月9日の公開直後に見て、「すごーく良かった!」と周囲に言いふらしていたら、その後、予想外の大ヒットに。私と同じように感動した人が多かったのでしょう。

 70年代後半から80年代にかけては、私の場合、二度の出産を経てその後は育児と仕事に追われて過ごした時期でしたので、クイーンというバンドの名前は知っていましたが、音楽には触れたことがありませんでした。大好きな伝統芸能の舞台さえ見ていなかったくらいです。91年にフレディ・マーキュリーが亡くなったことも、ニュースの断片として耳にしただけでした。

 10年くらい前から、ちょっとしたきっかけでクイーンの音楽をYouTubeで聴くようになりました。曲もフレディの歌声も素晴らしい! 生きているときに一度くらいライブを聴きに行きたかった…などと思っても、あまりにも遅過ぎる後の祭りです。
 そんな経緯もあり、この映画が公開されるという情報は1カ月くらい前から入手していて、封切りを待ちわびていました。

 ストーリーについてはネタバレになるので触れませんが、案外シンプルとも言えます。欠点も含めて、フレディの人間像がとても魅力的。とはいえクイーンのほかのメンバーがいなかったら、彼は厄介なはみ出し者で生涯を終えていたかもしれません。
 上映が始まるとすぐに引き込まれ、一気にラストまで見てしまいます。そしてスケールの大きな感動を味わうことができます。

 音楽映画の醍醐味である音楽の素晴らしさも満喫できます。クイーンの創造した音楽、フレディ・マーキュリーの歌声が心の奥底にまでしみとおってくるのです。言葉に尽くせないほどの喜びが湧いてきます。
 レディー・ガガがその名前をクイーンのヒット曲「RADIO GA GA」から取ったということに初めて気づきました(「RADIO GA GA」という曲を聴いたこと自体が初めてでした)。

 実はすでに2回見たのです。2回目には、ちょっと疑問を感じる部分も出てきました。それでも見応え・聴き応え十分の秀作という評価は変わりません。

 もう一つはエリック・クラプトンを主人公にした映画「エリック・クラプトン 12小節の人生」です。こちらはすべて実写で、いわばノンフィクション仕立てです。
 このアーティストについては、私はアルバム「アンプラグド」(92年発表。でも、私がCDを買ったのは数年後です)からのファンで、大阪城ホールで開かれたライブにも過去3回、足を運んでいます。最近はすっかりご無沙汰していますが。

 クラプトンがひどいドラッグ中毒で、治療のために何度も入院したことがあるという話は前から知っていましたが(30年くらい、ずっと中毒だったらしいです)、この映画を見て重度のアルコール中毒でもあったと知りました。よく死ななかったものだ! ドラッグをやめる苦しみからアルコールに溺れていったという面もあったようです。
 アルコール漬けでどんよりした目をして座り込んでいる姿がアップで映し出されます。こんなシーンをどうやって撮影したんだろうと驚いてしまいました。

 「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディ・マーキュリーが歩んだ人生の壮絶さを目の当たりにしましたが、エリック・クラプトンの人生も別の意味で凄まじいです。苦しみから逃れようとしてドラッグにはまったみたいです。
 数十年に及ぶ地獄のような苦悩からようやく復活を遂げたこの人の、その後生み出した音楽、例えば「チェンジ・ザ・ワールド」には突き抜けた美しさが感じられます。「ティアーズ・イン・ヘヴン」は悲しすぎますが。

 世界的に有名なアーティストって、みんな言葉に尽くせないような苦しみを経験してきているんでしょうか。そういう人たちだからこそ、聴く者の魂に触れる音楽を創造することができるんでしょうか。

 今後、ホイットニー・ヒューストンの映画も公開されるそうです。あの人も素晴らしい声の持ち主でした。ぜひ見に行きたいと思っています。



 

2018年5月 3日 (木)

今朝の朝ドラ 母親が言ってはいけない言葉

 今朝の「半分、青い」、家族みんなに東京行きを認めてもらい、大喜びで律(幼馴染の男の子)に電話しようとする主人公の鈴愛(すずめ)。
 その時、松雪泰子演じる母親が涙をこらえきれなくなり、娘が離れて行くのが寂しいとかなんとか(録画を消してしまったので、正確ではありません)嘆くのですが…。

 「それを言っちゃあ、おしまいよ」。ここは母親がぐっとこらえて、凛々しく振る舞うのがいいと思います。その方がどれだけ娘は気が楽でしょう。
 娘の旅立ちに寂しさを抑えられない気持ちは私も経験済みなのでわかりますが、それを子どもに言ってしまったら、子どもは困ってしまいます。

 北川悦吏子の脚本、ここまでとても面白く、共感しながら見てきたのに、がっくりしてしまった一場面でした。

2018年3月 9日 (金)

ドラマ「眩(くらら)〜北斎の娘」、今夜再放送

 いくつもの賞に輝いたテレビドラマ「眩(くらら)〜北斎の娘」が、今夜再放送されます。宮崎あおい、松田龍平、長塚京三など、俳優さんの顔ぶれも豪華です。
 去年の放送を見逃した方は、ぜひこの機会にご覧ください。NHKで午後10時からです。

2018年2月 7日 (水)

面白かったドラマ

 お正月以降に見たドラマで面白かった作品。

「風雲児たち〜蘭学革命篇」 NHK
  江戸時代、『ターヘルアナトミア』をオランダ語から日本語に翻訳したのは前野良沢だったのに、出版された訳書『解体新書』には彼の名前は記されず、杉田玄白だけが名声をほしいままにしました。そこにはどんないきさつや葛藤があったのか。元旦に放送された、1回きりの作品です。見応えたっぷりでした。
 脚本は三谷幸喜。原作はマンガらしいです。

 三谷幸喜は「古畑任三郎」シリーズ(懐かしい!)から気に入った脚本家です。でも、一時、スランプに陥ったのか、ちっとも面白くない作品が続き、「もう三谷幸喜には期待しない!」と思ったこともありました。
 大河ドラマ「真田丸」は一度も見ずじまいですが、このところ好調のようです。

「逃げるは恥だが役に立つ」 TBS
 飛び飛びにしか見ていなかったこのドラマが年明けにまとめて再放送されたので、録画して1月末に見ました。
 お見事というしかない! 感動しました。女性を取り巻くいろんなマイナス要素を思いがけない切り口でバサバサと切ったり、柔らかく包み込んだり。笑えるシーンと、ぐっとくるセリフが満載でした。

 脚本は野木亜紀子。あの「重版出来!」を書いていた人だそうです。今、この人の「アンナチュラル」を毎回楽しみに見ています。
 このドラマも原作はマンガだとか。この頃のマンガって、質が高いんですねえ。

「女子的生活」 NHK
 4回きりの連続ドラマで、もう終わってしまいました。主人公を演じた志尊淳を始め、登場人物のキャラクターや俳優さんの演技が魅力的でした。
 この作品の原作は小説だそうです。

 このドラマを見ていた頃に作った句

    毒のある言葉吐きたし寒椿

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